西洋家具発祥の地である横浜で1954年、父　松崎寅吉が有限会社　松崎工芸を創業しました。当時は市場としては小さい家具木工資材の販売でスタートし、その後、建具、店舗内装資材の販売を進め同業他社との差別化を図ってまいりました。
当時の【松崎工芸】という社名通りに、お客様より様々な情報、要望をいただき、手を加えて単なる素材としてだけでなく、半完成品としてお客様のニーズに合った商品を開発、販売し【松崎】のオリジナル商品として販売促進に貢献して参りました。
そして1986年、弊社は現在の主要事業、家具木工建具金物や店舗内装金物、建築金物販売に着手しました。きっかけは単純で、建築内装資材に欠かせない金物を扱うことで、お客様の発注が効率化できると考えたからです。今思えば、これは無謀とも思える大きなチャレンジでした。実際、金物がビジネスになるには15年という時間がかかりましたから。それだけ金物は奥深く、知識やノウハウが必要な商品です。今年で金物を扱って28年。今ではお客様から頼っていただけるだけの知見・ノウハウが弊社にはございます。
これからも初心を忘れず、お客様に信頼され、愛される会社へと成長し続けていく所存です。末永くご愛顧いただければ幸いです。

戦後の復興も進み、正に高度成長期が始まろうとしていた昭和29年、日本最初の高圧メラミン化粧板「デコラ」の販売店として当社は創業しました。
創業者の松崎寅吉は、オーダー家具を設計し造って納める、という仕事に長年従事、その後、独立して当社を設立しました。それ故、現在も材料売りだけでなく、建装材プレカット加工や人工大理石の加工、施工、ステンレス加工なども手掛けられる、造り手の立場に立った他の建装販売商社とは一味違うサービスを提供できるのだと自負しております。

そして高度成長期の次に来た「多様化の時代」に対応すべく、現会長の松崎章はこの松崎を総合建材販売会社へと発展させました。

今後の日本、そして世界の経済情勢は予測がつきません。しかし、そんな中でも人々が存在する限り建設、建築需要がこの世から無くなることはありません。
当社が現在扱っている材料はノウハウが要求されるものが多く、市場としてもニッチです。
この先、100年、200年と会社を存続させていくためには、お客様との信頼づくりはもちろん、お客様に愛され、地域の皆様から感謝される存在となっていかねばなりません。

より信頼され、愛される会社に。

私をはじめ従業員一同、お客様、そして地域の皆様に愛される会社にすべく、これからも日々精進してまいります。